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8月31日 やっぱり外す方向になりました。

8月24日のブログで、新型コロナを指定感染症から外す時期が来たと思う、と書いたのですが、早速その数日後には2類感染症から外す方向で検討されていることが発表されました。(下URLをクリック)

https://news.yahoo.co.jp/articles/eae6aab4a71d35d28b81bd73f78a18f054432944

良いことです。5類の季節性インフルエンザと同等にして、対象を絞ってしっかり対策を施すべきですね。

僕が感染症を軽く捉えていると誤解されないよう、言いますが、僕は「コロナ怖い!」の人たちよりもずっと感染症には怖がりです。とうの昔から常日頃アルコール除菌液を携帯して、何か触れば消毒というのが習慣で、家族もそれに慣れていて、息子たちは「うちは昔からウイズコロナだね」と笑います。

 

日常の診察もずっとマスク着用でやってきました。少なくとも僕がインフルエンザなどに罹ったとしても患者さんにうつすことは防いで来たのです。

この冬までは、外来で熱や咳がある患者さんの半数くらいがマスク未着用だったので、その都度マスクを渡して「マスクは他人にうつさないため」と啓蒙してきましたが、まあ聞いてくれないケースが多かったのです。そんなひとたちが今では全員マスクしながら怖がっています。つくづく世の中は「安全」より「安心」なんだな、と嘆息します。

 

新型コロナを怖がっている多くの人が、実は季節性インフルエンザを冬の風物詩くらいにしか捉えていなかった事実をよく考えるべきですね。

流行してもマスクも手洗いもうがいせず、真冬に高熱が出て来院して、インフルエンザ陽性の結果を見せると「え?インフルエンザなんですか!?マジですか!?」と驚くリアクションを見たこっちが驚くのです。真冬に高熱で他の何が有力だと思っていたの?「素人だからわからない」は、インフルエンザには通用しなくなって久しいのです。

 

前のブログにも書きましたが、インフルエンザはワクチンも治療薬もあるのに、毎年新型コロナの3倍亡くなっている、怖い感染症だと認識すべきです。

 

政府はこの冬のインフルエンザと新型コロナ第3波に備えるべく、インフルエンザワクチンの供給と早期の接種、両疾患の検査体制の充実を図っていますが、いまやマスク着用が日常となった状況では、おそらくはこの冬、インフルエンザは流行らないと思いますよ。憶測ですけど笑。

 

2020年08月31日

8月24日 その後新型コロナはどうなった?

8月21日から当院でもPCR検査を始めました。対象は無症状の自費診療に限ります。

 

4月の緊急事態宣言の頃に比べれば、この感染症の実態は随分とはっきりしてきたようです。

分母を感染者数で評価すると「PCR検査数が足りないからだ!」と突っ込みが入るので、人口あたりの数で評価するのが正しいと思うのですが、重症者数も死亡者数も日本は少ないですね。欧米に比べれば極端に少ないです。(下参照、URLをクリック)

https://www.mhlw.go.jp/stf/covid-19/kokunainohasseijoukyou.html

https://www.afpbb.com/articles/-/3300681?pid=22596075

 

新型コロナによる死亡者が季節性インフルエンザによる死亡者の1/3くらいなのは既に周知のことですが「新型コロナはインフルエンザみたいな有効なワクチンも治療薬もまだ無いのに死亡者が少ない」のです。

これを踏まえれば、新型コロナに対する警戒は、多く見積もってもインフルエンザレベルで良いだろう、という結論になるのではありませんか?そういうコンセンサスを得る時期が来ていると思うのです。

 

ワイドショーは相変わらず煽っています。ニュースでもとにかくトップニュースは感染者数です。重症者数は以前は触れもしなかったのに、少し増加傾向になれば「危機!」などど大騒ぎしています。

国会でも専門家によるこんな発言がありました。

7月16日の参院予算委員会で、立憲民主党の杉尾秀哉議員の質問に答えた、東京大学先端科学技術研究センターがん・代謝プロジェクトリーダーの児玉龍彦氏が、持論の対策を提唱し、それを行わなければとして「今日の勢いでいったら来月には目もあてられなくなる」と答えたのです。(下URL参照)

https://cdp-japan.jp/news/20200716_3241

 

今日は、その「来月」も下旬になりましたが、何ともなってないですね。こんなこと言いっぱなしで良いのでしょうか。これこそメディアは検証すべきだと思いますよ。

テレビ御用達の女性専門家もずっと「2週間後には悲惨なことになる」と言い、その2週間後にも同じことを言う、っていうのを繰り返している印象です。一体いつになったら悲惨な2週間後は来るんだ!?

 

実際は真逆です。8月20日には尾身茂・政府新型コロナ感染症対策分科会会長は重症者数の漸増には注意が必要としながらも「流行はだいたいピークに達した」との見解を述べました。

更に一人が何人に感染させるかを示す「実効再生産数」も全国平均で1を割り、感染が収束に向かっていることを示しています。(下URL参照)

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200820/k10012576501000.html

https://toyokeizai.net/sp/visual/tko/covid19/

 

繰り返しますが、新型コロナウイルスの感染、少なくともその第2波は、収束に向かっているのです。微増している重症者数もやがては減少してゆくでしょう。

 

「明後日の大切な会議はテレワークではできない」、「お店のお客さんに取りあえずは安心してほしい」、「音楽や舞台のリハーサルがある」など、検査精度は100%でなくても一定の安心が必要なひとはPCR検査を受けて下さい。

 

新型コロナウイルスが、指定感染症から外れて季節性インフルエンザと同じ扱いになれば、陽性で隔離されることもなくなります。また良い治療薬が出れば、重症者も死亡者も更に減るでしょう。

そうなった時、無症状でPCR検査を受けることもなくなり、新型コロナ以外の感染症とも正しく向き合う、本当の「ウィズ・コロナ」時代が来るのです。

 

 

2020年08月24日

8月5日 新型コロナウイルス感染症について正しい知識と情報を得る。

新型コロナについて、メディアの報道がちょっと酷いなと思うことが多いです。

テレビのワイドショーなどは、連日新規感染者数の増加ばかり言って、恐怖を煽っていますね。発症者数、重症者数や死者数ではなく、感染者数で。
最近はやっと重症者数を出すようになったと思ったら、「1日」の新規感染者数に並べて「累積」の重症者数を示して、さも1日で多くの患者が重症化したかのように印象操作をしています。その日、実際は重症者数が減っていたにも関わらず。

他にも例を挙げれば沢山ありますが、いったいメディアは恐怖を煽ってどうしたいのでしょうね。視聴者のマインドを自粛モードに誘導して、官邸に2度目の緊急事態宣言を余儀なくさせ、経済をストップさせ、さながら100年前の「おしん」の頃の大不況時代に戻したいのか?と訝ってしまいます。”浩太さん”みたいな人を増やして、社会主義を目指したいのでしょうか。(←「おしん」知らないひと、スミマセン)

さて、ワイドショーはどうせ嘘ばかり垂れ流し、一方で事実を隠したりするので、新型コロナの正しい知識と情報は、やはりネットで得るしかありません。
あれこれと調べるうちに辿り着きました。私が最も論理的で精緻で信頼できると思ったサイトがこれです。

コロナ制圧タスクフォースhttps://www.covid19-taskforce.jp/

サイト内の、「今週のコロナニュース」を是非読んで下さい。
慶應義塾大学医学部が中心となって作成されていて、大変わかり易く解説されているので、これだけ読んでいればOK。ワイドショーなんかもう観ないで下さい!
子供のころ、よく親から言われたじゃないですか、「テレビばかり観てたらバカになるぞ!」。

2020年08月05日